個人的な合理的システム:「数撃ちゃ当たる!コオロギまみれの大試食会!」
昨日記したアシダカグモの拒食問題解決のための最終手段を思いついた。
それがこの、
「数撃ちゃ当たる!コオロギまみれの大試食会!」
である。
先ほど記した通り、本日Sサイズのコオロギを大量に仕入れたのだが、めんどくさいことがいくつかあった。
⓵捕まえるのが面倒くさい
虫かごに入れて、保管していたが捕まえて入れる際に逃げられる可能性がある。
頑張ってもいかんせん小さいため手で摑まえるにしろ、箸で摑まえるにしろ難しい。
②小さい
これはそのままで、蜘蛛が発見できない可能性もある。そのため、何とかして目立たせなければならないがそれも難しい。
そこで考えたのが、すべて蜘蛛のケースにぶち込むことである。
そうすることで、わざわざ捕まえて入れる必要もなく、簡単にエサを補給することができ、朝起きて食事を入れるという面倒くさい作業も数日間は必要なくなるという算段である。
これがその作戦決行時の写真である。
コオロギを買う際にペットショップから頂いた卵パックごとぶち込むことにより、蜘蛛が隠れる場所と、コオロギが隠れる場所を確保。
つまり、蜘蛛とコオロギがいる場所が同じ場所になるため、必然蜘蛛が捕食するタイミングは多い。いくらハンティングが下手でもチャンスが多ければ食べるのは容易だろうというものである。
しかしこれは、蜘蛛がハンティングが苦手であるという前提の上での作戦であり、彼がもしチャバネゴキブリしか食べないという超偏食家ならまた話が違ってくるのである。
とにかく彼には頑張っていただきたい。
以上。
アシダカグモ拒食対策第一弾:Sサイズコオロギ
今日Sサイズのコオロギを導入した。
一匹逃げてしまったため仕方なく殺処分したが、それ以外はおおむね元気である。
このサイズならばおそらく食べてくれるだろう。
これで食べられなかった場合さらなる対策が必要である。
しかし、アシダカグモの中でハンティングが苦手なこの個体は、果たして自然界で生きていけるのだろうか?そんな余計な心配をしてしまう。
非常にレアな共食い
先ほど昆虫ケースの中を覗いてみると、コオロギ同士が共食いしていた。
見ずらいが、上の画像の左下。
下の画像が右下のコオロギである。
なぜそんなにレアかというと、脱皮しかけのコオロギが捕食対象であるからである。
こちらがその捕食対象となったコオロギである。
普段はこのようなことがないのだが、なぜ起きたのかを考察してみる。
前提条件:我が家のコオロギは長い間エサを食べておらず、飢えている。
⓵他のコオロギが死骸と勘違いした。
コオロギは雑食なので基本何でも食べる。そのため、動いていない→死んでいる。と判断し、ほかの個体が食べてしまった。という考え方である。我が家でエサとして同じプラケースにいる限り生きている個体を食べることはなかったため、死骸と勘違いして共食いしてしまったという説である。だが、実際に生きている個体を食べない可能性は排除しきれないため、確定であるとは言えない。
②生きている個体も食べるが、今回は食べやすかったため選ばれた。
実際に見たことはないが、生きている個体同士も食べるという仮定の上での推論である。普段ほかのコオロギも元気な個体を狙っており、その中で偶然脱皮した個体が食べやすかったため、食べられてしまったというものである。
以上が私の推論である。
もしほかにご意見があれば、無知な私にコメント欄でご意見を願いたい。
アシダカグモの購入と拒食
宮崎のとある方からアシダカグモを購入した。
購入しなくても捕まえればいいことはよくわかっているが、この家にはめったに現れないのである。そのため、金の力を利用せざるを得なかった。
今後始まる実験の第一歩としても、非常に有用な個体となるだろう。
閑話休題。
足を広げて6㎝程度でおそらく幼体のメスであろうこの個体は、絶賛拒食中?である。
0.5~1㎝程度のコオロギを与えているが、なかなか食べてくれない。
時々ごそごそと動いていて、食べようとはしているようだが、なかなかに食べてくれない。
さて、ここで食べない理由はいくつか考えられる。
⓵移動による疲れ
速達であれ、宮崎から長距離を移動したためストレスと疲れで拒食になっている可能性がある。この可能性は第一であろう。
②脱皮前
脱皮前であるため拒食になっているという仮説である。
とは言っても(⓵と共通ではあるが)食べようという動きや攻撃は行っている。
そのため脱皮前というのは外れると考えられる。
③コオロギが大きすぎる
足を広げて6㎝のアシダカグモに対して1㎝弱のコオロギは大きすぎるのではないかという仮説である。しかし、自然界では成虫のアシダカグモがほぼ同じ大きさのゴキブリを食べる様子などがYoutube上に散見される。そのためこの説は薄くなるが、下の可能性と合わせて有力な説になるかもしれない。
④単純にハンティングが下手
上述した下の可能性というのがこれである。この理屈は現在観察される個体の様子から最も有力であろう。前述したとおり、ごそごそと動いて攻撃する様子はあれど、食べることができていない。そしてまだ生まれて間もない幼体なこともあってかハンティングが若干苦手なのかもしれない。さらに1㎝弱のコオロギは少々荷が重いのかもしれない。明日ペットショップにコオロギのSサイズが入荷するため、そちらを与える実験をしようと思う。
個人的には③と④を組み合わせた、
「ハンティングが下手で、コオロギが大きすぎる。」
というのが理由だと考えられる。
以上が現在考えられる理由である。
何かほかに考えられる理由があれば、無知な私にコメント欄で教えていただきたい。